まもなく公開休止・船の科学館へ行ってきた!!


ついに行ってきましたよ、船の科学館へ!
公開休止前の最後の機会になります。
ではさっそく、撮ってきた写真をご覧に入れながらお話していきましょう。
撮影した順番は多少前後しています。
瞬間移動しているみたいに見えますが、あまりお気になさらずに!

本館と宗谷
まずは本館と南極観測船宗谷です。宗谷の周りの海面に、よく見るとかもめがたくさん集まっています。 かもめも人も、誰かがいるとその場所に集まっていってしまうのです…(笑)
フジテレビ?
本館からの眺めです。手前が南極観測船宗谷、奥が青函連絡船羊蹄丸です。 やや左奥に見える球体付きの建物は、フジテレビではなく(笑)日本科学未来館です。
じゃーん!
本館5階のレストラン「海王」から見た帆船日本丸(II世)です。 気付いたときはびっくりしました!生で見るのは初めてです。
どーん!
外に出て近づいてみました。大きくて、とても立派です!
藍青さん
うーん、ちょっと遠い(汗)。 ですが、拡大していただければ「日本丸」という文字が見えると思います! 船首像も見えるでしょうか…藍青(らんじょう)さんです。
藍青さん アップ
これならよく見えますね!手を合わせています。
JNR
羊蹄丸の外観です。 国鉄時代の外観を再現したようで、船体にはJRではなく、JNRのマークがついています。
バックの山は富士山じゃないですよ〜!
これは羊蹄丸のマークです。青函連絡船はそれぞれに特別なマークがあったそうです。 羊蹄丸は羊蹄山とイルカのマークです。
おおーっ
羊蹄丸のデッキから見た日本丸です。日本丸の右の方に見えるのは水産庁の船、東光丸(とうこうまる)です。 この位置から、こんなふうに景色を見られるのも、もう最後なんです…。
東光丸
東光丸です。管理人、この船について詳しいことは知りませんが、 船体にそう書いてあるので間違いないでしょう(笑)。左奥に見えているのは羊蹄丸です。
ちょっとアップ
これも羊蹄丸から見た日本丸です。 よく調べたところ日本丸は、ちょうど管理人が行った日(9月8日)にここに着いたらしいです。 この日はとても天気もよかったですし、管理人にしては大変珍しく、とてもついていた日でした。
操舵室
羊蹄丸の操舵室です。
ツーショット
羊蹄丸と日本丸のツーショットです。羊蹄丸の船首付近についている旗は、船の科学館のマークです。
大切にされている羊蹄丸
見上げるとレーダーがちゃんと回っていました。 展示されていた写真を見ると、青函連絡船を引退するころは塗装がかなり傷んでいる様子でしたが、 今はきれいに直されています。ここで、ずっと大切にされていたんですね。
キリンと日本丸
これは本館の展望塔から見たところです。 うしろには、キリンみたいなガントリークレーンがびっしりと並んでいます。
東京タワーとレインボーブリッジ
こちらも展望塔から。写真中央は東京タワーです。スカイツリーは見えませんでした。 何か柵のようなものがうっすら見えますが、これは展望室の窓枠です(笑)。

結構風の強い日だったので、全体的に旗がかっこよく(笑)写っています。



管理人は船の科学館に行くのは2度目でした。
ここの展示品の数はかなり豊富で、全てを見て回るには開館時間から閉館時間(!)
までいても足りないほどです。
古代から未来までの船の、実物や模型での展示、
船の構造や動力についての展示、
海上保安庁や海上自衛隊についての展示(なんと北朝鮮の工作船との攻防ビデオもあります。
これはおそらく、横浜の工作船展示館で流れているものと同じだったと思います。)、
大きな大きな戦艦大和の模型、ラジコン船コーナー、操船シミュレーション、
操舵室についての展示(ジャイロコンパスがいっぱい)、
資料本を読める図書室、南極の石などなど…
本館だけでこのボリューム!
本館前にも大型船に使うスクリューや、海底ハウス歩号、灯台などがズラリ。
もちろん青函連絡船羊蹄丸、南極観測船宗谷も内容盛りだくさんです。
羊蹄丸内部には、昭和30年代の青森駅が再現されています。
宗谷は観測船時代の船室の様子を再現したものを中心に、
南極観測についての展示が行われています。
南極の氷と、氷が解けた水も展示されていました。



今から37年前、まだお台場が今のように人気スポットになるずっと前、
何も建っていなかったところにできた船の科学館です。
展示室にあったブラウン管の画面に焼きつきがあったり、
階段の踏みづらが斜めに傾いていたりと
公開休止の理由にあった、設備の老朽化はたしかにありましたが
ここがなくなってしまうのはやはり残念な気がします。


パンフレットや館内のポスターにありました、
「ごきげんよう」という言葉を信じて
管理人は船の科学館との再会を待ちたいと思います。

ありがとう、船の科学館!またお会いしましょう!!



◇ ◇ ◇
船の科学館は2012年11月現在、本館と南極観測船宗谷の間にある
もと売店だった建物において、規模を縮小して展示をしているそうですよ!
興味のある方はぜひ行ってみてください。
<2012年11月5日追記>

2011年9月12日公開
2012年11月5日更新



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