玉鬘レシピ


このページでは、細長の図案と使用したビーズをご紹介します。
詳しい作り方は紫の上明石の御方
また同じ細長が登場する明石の姫君のページをご覧ください。


<材料>
  • シードビーズ

  •  〔丸小ビーズ〕
      TOHO No.22(金) 2パック …糸に通されて売っている「パックビーズ」または
                          バラバラにケースに入っている「バラビーズ」
           No.41(白) 145個 …個数を書いたものは1パックの半分程度あれば十分です。
          No.41F(つや消し白)62個
          No.42B(山吹) 5パック
          No.44(黄緑) 216個
          No.45F(赤) 1パック
          No.2109(薄黄) 217個
      
         スリーカット No.CR111(オレンジ) 264個
      
      MIYUKI #422(黄) 443個
      
     〔特小ビーズ〕
      TOHO No.49(黒) 3パック …糸通しされた「パックビーズ」
           (できればマツノの15/0のTRANSPARENT 748番、またはMIYUKIデリカビーズ DB10(11/0) 20g、つらくなければ?DBS10(15/0))
          No.121(白) 224個

  • プラスチックパールビーズ

  •  白の直径12mm 1個

  • アクリルビーズ

  •  ソロバン型3mm(赤) 5g …今回はエルベール株式会社のスーパーソロバン「ストロベリー」色を使いました。

  • 直径0.4mm(#26)黒のワイヤー 12cm

  • テグス2号

  • テグス3号

  • 透明の60番ミシン糸

  • 黒の50番ミシン糸




  • 細長の図案です。左から前身頃、後ろ身頃、袖です。
    前身頃と袖は、同じ柄で2枚ずつ作ってください。
    見やすくするために実際のビーズの色とは少し変えてあります。
    図案  色指定です

    図案の印刷は、こちらから。

    細長と当帯 前から 細長と当帯 後ろから

    当帯は丸小ビーズ(山吹)を6粒の幅で編みます。
    普通の紐を(柔道着のように)結んだ感じにするよりも、
    見た目がかわいいだろうと個人的に思ったので(笑)
    裳の小腰のような形を少し小さめに作ってみました。


    体(小袖+長袴)は丸小ビーズ(白)と(赤)で交差編みします。
    袴の腰紐は当帯をつけるので省略します。

    胴体部分に入れる芯は、テグス3号でアクリルビーズ(赤)を交差編みします。


    扇は丸小ビーズ(つや消し白)で編みます。












    今回の細長はどういう形だったのかが、今ひとつよくわからない装束なんです。
    これは、管理人だけがわからないということではなく(笑)
    歴史的な記録がほとんど残されていないというのです…
    今回も明石の姫君の細長を作ったときと同じく
    唐衣+裳で垂領の形に作ってみましたが
    ばさっと開いて置くとこのような形になっています↓
    ばさっと開いて置きました
    変な形ですね!(笑)
    袖の肩あたりの部分と見頃の肩に近い一部をつなぐ形にしてみました。
    脇下部分はつないでいませんが、
    これでも実際に腕を通して着られそうな形です。
    実際にこんな形の着物を、何枚も重ねた袿の上に羽織ると
    ちょっと動いただけですぐに着崩れしそうですが
    当帯で腰のあたりを縛ればなんとかなるかもしれませんね。
    でも本当の細長はどんな形をしていたんでしょう…?




    2012年7月1日公開
    2013年9月20日更新



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