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2013年12月20日
 もうすぐクリスマスですね。
 私の家も先週クリスマスツリーを出しましたよ〜
 今年はなんと大小2つ!!(えっ)
 大きいクリスマスツリー 小さいクリスマスツリー
 それはさておき、
 クリスマスにおなじみの植物といえば、モミ、ヤドリギ、そしてヒイラギですね!
 日本でヒイラギは節分の時にイワシの頭と一緒に飾られることもありますね。
 クリスマスのヒイラギは赤い実が目立ちますが、
 節分のヒイラギはとげのある葉しかありません。
 どうでしょうか?そういえばそうだったと思いません?
 実は種類が違うんです。
 クリスマスのヒイラギは、セイヨウヒイラギといってモチノキ科の植物です。
 英名はhollyといいます。
 節分のヒイラギはモクセイ科の植物です。
 秋に甘い香りのする花を咲かせることで有名なキンモクセイの仲間です。
 英名はholly oliveまたはfalse holly(ニセヒイラギ)といいます。
 なんとまあ、日本のヒイラギは「ニセ」ですって…
 日本のヒイラギは鬼門に魔よけとしてナンテンと共に植えられることもありますね。
 ヒイラギではなくヒイラギナンテンという植物を植えることもあるそうです。
 葉にとげがあることから同じく魔よけになるということですが、
 なんだか「ヒイラギとナンテンがセットになった1株で済むお得パック」みたいに
 思えてしまうのは私だけでしょうか…
 いくつも植えるの面倒だし、コレでいいわ〜というような雑な気分で植えたら
 ご利益が消滅しそうです(笑)
 ヒイラギナンテンモドキなんていうのもあるんですよ。
 これだと完全に魔よけのご利益は期待できなさそうです。
 モドキだからではなくて、葉にとげがないんです。
 その土地の有名な植物に似ていて後で知られたからとニセとかモドキとかついて、
 当の植物には…たぶんどうでもいいことかもしれませんけど
 なんだかニンゲンは微妙な気分になりますね。
 「日本では節分と呼ばれる季節行事で、
 家の門に魔よけとして ニセ ヒイラギとイワシの頭を飾る」
 だとか、向こうでは紹介されてるんでしょうね…(汗)
 ちなみにもし「ヒイラギナンテンモドキダマシ」がいたら(いませんよ)
 それはたぶん虫です(どうでもいい)


2013年12月16日
 川瀬巴水展の中期を見てきました。
 では、早速リポート行きます!
 なるべく順路通りに書いていくつもりですが、
 記憶違い&紹介の都合で多少順番が前後すると思います(汗)
 すべては紹介しませんというか…できません(汗)

 「森ケ崎乃夕陽」と「森ケ崎雪後之夕」は同じ家の建つ風景を季節を変えて描いていました。
 「森ケ崎乃夕陽」の方が時間帯が遅いのでしょうか、こちらは煙突から煙が出ています。
 これは版木の一部を変えているのではなくて、完全に1作ずつ別に作ったものです
 (それに雪景色の方は肉筆画です)。構図もちょっとだけ違います。

 この「森ケ崎乃夕陽」と「昇る月(森ケ崎)」「日本橋(夜明)」は、
 蒲田で見て、また見たいと思っていた絵だったので今回見られてよかったです。
 「森ケ崎乃夕陽」の空のグラデーションは何度見てもきれいです。

 「鳴海 瑞泉寺」の絵で門をくぐろうとしている男性って本人でしょうか(笑)
 清水寺や「上州法師温泉」の絵とは違って説明は特にありませんでしたが、
 室内に一緒に展示されていた写真と見比べると頭の形が(顎も?)よく似ているような…?

 前回に引き続きスケッチと完成した木版画を並べて展示しているので
 その絵の中で特に描きたかったものが分かるようで面白いです。
 「八之戸 鮫」は猫の耳みたいな岩を描きたかったのでしょうか…?

 人物はスケッチにも描かれている場合と、特に描かれていない場合がありました。
 見事な桜並木の「小金井の夜桜」では、
 よく見ると川の左側に酔ってハイテンションになっている人が!?
 もちろんスケッチにはそんな人はいません(笑)

 「永代橋」では橋の上を乗り物が走っています。
 乗り物の上には架線のようなものにあり、
 そこに向かって車体の屋根から長い棒のようなものが伸びています。
 ちょっと調べてみると、当時は路面電車が走っていたようです。
 大手町から永代橋を結ぶ千代田橋線という路線があったようですね。

 そしてやっぱり、とりさんがかわいいですね(←そこ?)
 「潮来 うき嶋 夕月」で水面にあひるが描かれていたのですが、
 前にいる仲間を首を前の方に突き出しながら急いで追いかけている子と、
 のんびり水に浮いている子が描き分けられていました〜!
 顔もかわいいです。

 ペン画の水面を覗く美女の絵は描写が本当に繊細でした。

 「元箱根見南山荘風景」シリーズでは、
 昔の大金持ちのお金の使い方ってすごいですね〜って思っちゃいました。
 自分の別荘の絶景を画家に依頼して書いてもらうんですものね!
 (しかもそれが絵はがきにまでなってました)
 でも、描いてもらいたくなるかもですね。かなりの絶景です。

 人物画の「手ま里」「御人形」は完成した木版画より、
 スケッチのほうが女の子がかわいらしく見えました。
 木版画のほうはかわいさよりも写実性というか、きっちり描くことに力が入っていたようです。
 「亀戸の藤」で橋の上に立つ女の子も彼女がモデルなんでしょうか?
 雰囲気がスケッチと似ているような気がしました
 (橋のスケッチには小さい女の子は描かれていませんでした)。

 御所人形や衣装人形を書いた作品では、
 同じ人形を描いた肉筆画と木版画が並んでいましたが、
 この絵も人形の顔は肉筆画のほうがかわいらしく思いました(特におもちゃの鯛)。

 木版画中心の展覧会に行っておいて、肉筆画をほめるような話を続けてしまってアレですので
 (あ、あひるは肉筆も木版もかわいかったですよ!)
 最後に木版の表現で面白いと思ったことをまとめて書きます。
 絵の具で丹念にむらなく塗ったような刷り方と
 目の粗い紙にクレヨンで色を塗ったような刷り方の絵があって、
 いろいろなことができるんだなあと思いました。
 何も色の乗っていない版木で紙をへこませる空刷りというのも面白かったです。
 紙がへこむので、そこには色が乗らないんですね。
 雨や温泉の湯気を表現するのに使われていました。

 NHKで15日に川瀬巴水の特集番組を放送してましたね(録画しましたがまだ見てないです)。
 なんてことを。
 後期も見に行くつもりですが、混みあってしまったらどうしましょう…

 そうそう、キリンラーメン食べましたよ。
 いかにもなインスタントラーメンらしい味で良かったです。
 碧南の方にとって、たまに猛烈に食べたくなるような味なんでしょうね。

 若菜(?)を11月25日分の下に続けてアップしました。


2013年12月6日
 今日、注文していたこれが届きました(笑)
 キリンラーメン
 キリンラーメンですよ!
 どうしてキリンラーメン?管理人は碧南市民じゃないでしょうが…っていうか、
 キリンラーメンって何?というそこのあなた!(笑)
 実は私も今年の3月まで知りませんでした。
 くもじいの「知多半島」の回で知ったんです!
 それから早8ヶ月、なんとアマゾンで売られてました。
 小麦粉のほかに豆乳と米粉が入っているのが特徴なんでしたよね。
 全快したら早速食べてみたいです!
 (まだ食欲が戻りきらないんですよ…なぜかお肌すべすべになりましたが(汗)
 …全身デトックスされた?でも、みなさんマネしませんように!きついですよ!!)

 連載中の(?)弘徽殿ちゃんの続きを11月25日分の下に続けてアップしました。


2013年12月3日 渋谷ヒカリエ8階・川本喜八郎人形ギャラリーに行って来た!(その3) 公開
 行ってきましたよ!
 (源氏サイトなので)この内容の更新に需要があるかなんて知りませんが、構わず続けますよ!

 上とは関係ありませんが、11月25日の続きも25日分の下に続けてアップしました(笑)

 …やっと公開できました(涙)
 以下はちょっとアレな話なので小声で(笑)
 病気がらみ?なので苦手な方はスルーでお願いします(でも書かせてください(泣))。

 実は行ったのが11月の終わりごろだったので、
 本当だったらもう1日2日は早く公開できるはずだったんですが、
 ちょっと体調不良をやらかしまして…
 それはもうひどい状態で(汗)変な話、上からも下からも大噴火が止まりませんでした…
 幸いノロではなかったようで、上からの噴火は1晩で終わりましたが
 (寝返りを打つたび気分が悪くなりトイレ直行で寝られませんでした。
 仰向けで寝ると胃が重く感じられ、うつ伏せで寝ると胃が圧迫されて、どちらも即刻アウトでした。
 横向きにしか寝れず体も痛かったです)
 翌日は寝込み、症状が出始めて4日経った今もおなかがごろごろいってます…
 原因はアレでしょうか…
 渋谷ヒ○○○のレストラン…
 運ばれてきた水に埃や塵?のような何かが浮いてましてね、
 そんなに埃っぽい店内じゃないのに、まあ(イヤだし)飲まないことにしたんですが
 あそこの食べ物に中ったのかなあ…なんて。
 2人で入って同じメニューを頼んだのですが、具の量がぜんぜん違いましたし…(普通ないでしょう)
 何人も食中毒を出すとばれるので、1テーブル1人ずつ痛みかけたものを出して
 客に食べさせることで在庫処分してた?
 とりあえず体が丈夫そうな奴を選んで…(私のほうが丈夫に見えたでしょう)
 同じメニューなのに見るからに違う盛り付けは、出す相手を間違えないための目印?
 あの飲み水は、他の人に出して残ったものの使いまわし?
 考えれば考えるほどいくらでもいやな考えが止まらなくなります…
 店名が分かることを書くと営業妨害になるので、あえて書きませんが(笑)
 (私の考えすぎかもしれませんし)まあ、その店が報道されるようなことがいつかあったら
 そのときには今日書いていた所だよと私はこっそり書くでしょう…
 食べログで見ると(食べログですけど(汗))、
 普通の良い評判の中に、やたらひどい評判が混ざっていたので
 まあ、はずれ店ではあったみたいです。
 私はもう行くことはないでしょう…


2013年11月25日
 古典の日(1日)は、すっかりスルーしちゃいました…
 いろいろ考えていたらだいぶ日が経っちゃっていたのです。

 源氏物語界隈って、ネットでは解釈などの難しい話中心の学術系サイトは充実していますが、
 イマイチ一般の盛り上がりに欠けてません?
 一般の盛り上がりっていうのは、アレです。
 現代の人気作ならもっと今普通にあるようなファンサイトが少ないっていうことです。
 私が知らないだけで、皆さん検索除けをかけて地下活動中なのでしょうか。
 という訳で、手掛かりを求めてピクシブをのぞいてみるも
 (私はアカウント?を持っていないので本当にちょっとのぞくだけですが…)
 思ったよりも作品がありません…やっぱり盛り上がってない!?
 今現在進行形(ここが大事)の源氏の大ヒット作(漫画でもゲームでも)が
 特にないことが大きいんでしょうか。
 題材がなければ「流行だからちょっと乗ってみた♪」という方を含めて
 誰も書いてくれませんよね。
 過去作は根強い人気があっても、誰かが思い出したときにちょこっと書く程度なので
 大きなうねりにはなりません…
 源氏物語に何を求めているのって叱られそうですが、
 私のようなお気楽ファンがもっといてもいいのではと思うんです。
 源氏はいつか完全に研究者のためだけのものになって、新規参入はなく、
 やがては研究する人もいなくなる…のでしょうか?
 ついに廃れる…?(汗)
 それでどんな大ヒット作があれば源氏界隈が盛り上がるかなーって考えてました(ここからは夢の世界)。
 漫画は、かの有名なあの作品がすでにありますから、
 いまさら商業誌で源氏物語を描こうというツワモノは現れないでしょう(ぐすん)
 あの作品がネットが普及している現在に描かれていれば、もうちょっとは盛り上がっていたかも…
 アニメや映画も…最近大きいのがあったばかりですから当分期待できません。
 となると残るはゲームです!
 でもどんなゲーム?

 …で、考えました(笑)
 考えるといっても私のゲーム経験は、10年ほど前の「チョコボの不思議なダンジョン2」だけだったりします
 (チョコボのうるうるおめめの前に全面降伏)。
 ですので、ゲームでそれはないんじゃない?というようなおかしいところが多少あってもお許しください(汗)


 選択肢を選びながら物語を進んでいくような種類のゲームで
 (こういうのって、ノベルゲームと呼ばれているものでしょうか?
 RPGだとかバトルアクションもの?は源氏物語でやるのは難しそうです。
 ああ、私はRPGしか経験ないんでした…)、
 選んだ選択肢によって展開が微妙に変化するんです。
 ちゃんと「夢の浮橋」まで行き着いたら上がりですよ。
 一応そこまでの物語の流れと選択肢を見てよく考えれば、源氏物語を知らない人でも間違わずに
 原作通りに物語をきちんと進んでいけるようにしておきます。
 うっかりどこか間違えても、その後うまく立て直せば(立て直しの間は仕方ないにしても)
 ちゃんと原作通りの展開に戻れます
 (これでお勉強的需要にもばっちり応えられますね!)。
 ただし、間違いの具合によっては原作から外れた超展開ルートに突入します!!

 続く!!(←えっ)

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 <前回の続き・12月3日公開>

 例えば…光る君が、ちょっと素敵だと思っていた藤壺の女御に
 「光る君はこんなに聡くいらっしゃって…
 お相手は、わたくしでは力不足で勤まりませんわ。いくら主上の願いでも…
 (本音:こんな小賢しいガキは嫌いよ。いくら主上の頼みでも無理!)」
 とか言われて嫌われてしまうのです。
 すると、(ぼっちは宮廷で生き残れないので)藤壺の代わりになる強い後ろ盾を求めて、
 光る君が弘徽殿の女御に媚びまくる展開になるのです。
 弘徽殿にも嫌われたらさすがにアウトですが(スリリング!)、
 そこで何とか弘徽殿の愛を勝ち取りましょう。

 このルートだと、元服してすぐに迎える正妻が朧月夜の君になりそうですね。
 ただし、弘徽殿が何かと世話を焼きすぎて正妻との仲は壊滅…(笑)
 「だって源ちゃんがかわいいんだもん!手放したくないから妹を嫁に差し出したけど、
 わたくしが桐壺帝の女御でさえなければ自分が行くのにーざんねんだわーー!」(弘徽殿談)

 ちなみにこのルートでも桐壺帝の中宮になるのは藤壺です。
 桐壺帝が藤壺(というか桐壺の更衣)大好きなのは不変です(笑)
 (そこまでいじれるようにすると、最悪源氏が生まれずにゲームオーバー(!)にもなりかねません。
 ゲームなので場合によってはそれもアリでしょうか?)
 藤壺の子もきちんと桐壺帝と藤壺の2人の子として誕生します。
 藤壺が生んだ皇子と源氏がそっくり→密通がばれる!?という原作ではヒヤヒヤもののあのシーンも
 このルートでは「お母様(桐壺と藤壺)が生き写しなだけあって、腹違いでも生まれた兄弟までそっくりねぇ」
 というだけのただのほほえましいシーンになります(笑)
 最初に入内し、世継ぎ(後の朱雀帝)まで生んだのに立后できなかった弘徽殿は、さぞご不満かと思いきや
 弘徽殿:「別に構いませんわよ。ヘタに立后すると気軽に源ちゃんに会えなくなってしまうじゃない」

 やがて桐壺帝は朱雀帝に譲位します。
 葵の上(っていう呼び方にはこのルートではなりようがないですね)は
 無事朱雀帝の女御として入内し…と思いきや、
 正妻との関係が思わしくない光源氏がちょっかいだしちゃって、子供(夕霧)が生まれてしまいます。
 帝、それも弘徽殿の大事な実の息子のお嫁さんに手を出したとあっては、
 さすがの源氏もタイヘンです!(原作でもやってることだけど)
 こんなこと弘徽殿に知れたら…と思いきや、
 弘徽殿:「いいのよ〜(はあと)」
 …!?
 弘徽殿ちゃん(えっ)は源氏にメロメロなのです。もう何でも許しちゃいます。

 ただ、夕顔の元に通ってこっそり遊んだときには、夜中に生霊になって駆けつけちゃいますよ。
 弘徽殿:「まったく、源ちゃんったら…こんなところでどこの馬の骨とも知れない女と遊んでたのね!
 早くわたくしの元にお帰りなさい(怒)」
 来たついでに夕顔を取り殺してしまいます。
 弘徽殿:「悪い虫はやっつけなくちゃ。よくもわたくしの源ちゃんを!」
 このルートでは葵もどこかで弘徽殿に殺されるでしょう。
 弘徽殿:「悪いのはみんな周りの女よ。源ちゃんはぜーんぜん悪くないの。
 悪い虫はみいーんなわたくしがやっつけてあげるからね」(←六条の御息所の出番はどこに!?)

 夕顔事件のショックで病気になった源氏は、
 療養先の近所で藤壺そっくりのかわいい女の子(若紫)を発見します。
 あまりかわいいのでさらっていこうとするも、女の子が泣いて暴れて抵抗!!
 「いやーーっ!はなしてーーっ!!こんなヘンなオジサンといっしょにいくなんてやだーーーっ!!!」
 近所の人がみんな出てくるし、検非違使まで飛んでくる大騒ぎ
 (尼寺に強盗?とか噂している人までいる)になってしまい
 さすがの源氏もあきらめて裏口からこっそり退出。
 騒ぎの処理は惟光がすると思いきや、事態を知った弘徽殿の計らいにより一切がなかったことに(笑)
 しばらくしてして若紫が藤壺の姪だと源氏は知ります。
 光源氏:「何なんだよ、あの一族の女どもは!どいつもこいつも(怒)」
 ちなみに、ここで若紫に気に入られれば原作通りの展開の正規ルートに戻れます(最終チャンスです)。

 やがて若紫は、朱雀帝の女御として入内した藤壺の中宮の妹・藤壺の女御に(ふじつぼがいっぱい)
 女房の一人(女房名は「北山の兵部」)として仕えるようになります。
 ある日それを見つけた源氏!
 かわいさ余って憎さ百倍の若紫をどう料理するか、弘徽殿に相談します。
 弘徽殿:「気に入らない女の消し方ならわたくしにまかせなさい。必殺の方法がありますわよ」(←桐壺いじめの手口)
 源氏:「母上、私は時間をかけたくありません。いっそひと思いに…」
 弘徽殿:「ひと思いに?…ふふふ、い・け・な・い・子(はあと)」

 弘徽殿べったりの源氏ですが、一応、実の母(桐壺の更衣)を殺した方法を伝授されるのは断りました(笑)
 まだ人の心は残っているんですね。
 というか弘徽殿ちゃん…あなたの「かわいい源ちゃん」になんてモノを勧めようとするんですか!!
 源ちゃんの実の母は桐壺だって忘れたんですか!?

 …ああ、調子に乗って書いてたら、こんなに長くなってしまいました。
 いったんここで切ります(笑)
 まだまだネタが出てきます…とまらない(大笑い)
 需要はないと思いますが、書きたいだけ書かせてください。
 続く!!

<−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>

 <前回の続き・12月6日公開>

 ついに計画を実行に移す源氏!
 源氏は局に下がって休んでいる若紫の元に忍び込みます。
 源氏:「やあ、お加減はどうですか?北山の兵部様。ヘンなオジサンが来ましたよ〜」
 言いながら局に押し入る源氏。若紫はびっくり。
 「側室腹のお生まれだからですか?女御になることもできずに上臈女房止まりなのは。
 そんなあなたに今日は面白いものをお見せいたしましょう」
 ニヤニヤとイヤミなことを言い終わるなり、源氏は右手を左腰に伸ばします…
 「北山の兵部様、危ない!!」
 飛び出してきた若紫の侍女(犬君?)が源氏と若紫の間に割って入ると同時に、
 若紫の目の前を横切る白い光!
 飛び散る鮮血!ええーーっっ!(←刃傷沙汰の場面なんて原作には一切ありません(汗))
 どさりと音を立てて倒れる侍女!!い、犬君〜〜〜!?
 「北山の兵部様、早くこちらへ!」
 騒ぎを聞きつけた別の侍女たちの手引きで、若紫は内裏から逃げ出します。
 源氏の人殺しと内裏を血で汚した大罪(←たぶん当時の感覚だとこちらの方が重罪)は、
 弘徽殿の「いいのよ〜(はあと)」の一言で全てなかったことになりました!
 逃げていった若紫に「次はあなただ」という意味の歌を送りつけるのも源氏は忘れません…
 若紫は、源氏への恐怖と自分の代わりに殺された侍女の弔いのために、
 10代半ばの若さで出家を遂げます(かわいそうに)
 源氏もさすがに尼さんには手を出しませんよ。これは原作通りです(←意味は微妙に違う!?)

 だけど、なんてやつだ源氏。当然このルートでは須磨に流れる展開はありえません。
 何やってもすべて弘徽殿の「いいのよ〜(はあと)」で片付いちゃうんですから。
 しかし明石の君は登場するんです。もちろん明石の入道も!
 待てど暮らせどお眼鏡にかなう公達が現れないので、入道は自ら上京するのです。
 娘の婿探しですよ。
 で、源氏を気に入り(←いいんですか、こんなならず者で)、娘と結婚させちゃいます。
 無事に姫君(後の明石の中宮)誕生です!
 姫君の養育は正妻の朧月夜に任せます。書いてませんでしたが、葵亡き後は夕霧も朧月夜が育てています
 (花散里は妻としてでてこないんです。ならず者源氏とやさしい彼女をくっつけたくありません(笑))。

 何とか話は進んでいきますね。とりあえずよかった(?)
 
 さて、源氏のどんなやんちゃでも、何でも許して助けてくれた心優しく美しい弘徽殿も
 ついに亡くなる時が来ます…
 嘆き悲しむ源氏。朱雀帝を上回る勢いで悲しみます。
 お堂に閉じこもって泣き暮らし、ある夕暮れ時に歌を詠みます。
 「入り日さす峰にたなびく薄雲はもの思ふ袖に色やまがへる
 (真面目な検索をしていて迷い込まれた方はゴメンナサイ)」です。
 原作では亡き藤壺を思って歌う歌ですよ(笑)
 原作では書き付けられることなく消えていく歌でしたが、このルートではしっかり書き付けます!
 自分の歌の代表作のリストにきっちり加えます。

 朱雀帝はしばらくして次の帝に譲位します。
 冷泉帝ではありません。このルートでは、藤壺の子は源氏につぶされて即位できないのです。
 じゃあ、この帝は誰なのかって?
 正規ルートで宇治八の宮と呼ばれる人物です(笑)
 このルートでは藤壺の生んだ皇子の対抗馬として、八の宮が源氏に後押しされて即位するのです。
 後宮には梅壺の女御が入内しています。
 このルートで今までまるっきり活躍できていない六条の御息所の、一人娘です。
 六条は源氏がらみで揉めることも、評判を落とすことも特になく
 (源氏には弘徽殿が張り付いていたので深入りできず)、
 幸せに娘を後宮に送り出します。財産もあることだし、源氏の援助なんか始めから要りません。
 姫も別に秋を好むことはありません(笑)
 源氏:「春と秋とどちらが優れているとお考えですか?」
 梅壺:「決めがたいことですが、わたくしは賜ったこの梅壺に花が咲く季節を待ち遠しく思います」
 女御は後に春待の女御(はるまちのにょうご)とも呼ばれました(笑)
 (↑これが書きたかったので、筋的にはいけそうだったんですが朱雀院には姫をあげられません。
 朱雀院ごめんね(汗))
 このルートの彼女は、有力者から政権争いの駒としての強い後押しを受けることがないので立后しません。
 でもお母様が健在だから幸せそうですね。

 九州から夜逃げしてきた夕顔の忘れ形見・玉鬘は源氏の計らいにより髭黒と結ばれます!
 憎い若紫の姉の家庭を崩壊させるのです(怖)
 若紫の姉はこの出来事をきっかけに心を病み(原作ではもっと前からでしたけど)、
 娘の真木柱を連れて実家に帰ります。
 真木柱は出立を前に、家族の幸せをめちゃくちゃにした源氏への恨みをこめた歌を詠み、
 その紙を柱に短刀で(えっ)刺し留めていきます。
 (↑実際の平安貴族の女性が短刀を持っていたかは知りません(汗)
 でも、このルートでは源氏のならず者っぷりが都中で評判になっていそうなので(笑)
 みんな守り刀くらいは携帯してるかも(笑))
 真木柱の女房:「お姫様、せめてかんざしにしてくださいませ」
 真木柱:「いやです。それではわたくしの思いは伝わりません!」

 次回はいよいよ若菜です。続く!!

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 <前回の続き・12月16日公開>

 ある時、源氏は兄の朱雀院から娘の女三の宮の後見を頼まれます。
 内親王と結婚できる大チャンス!ヤッホイ!!
 ただしその母が藤壺の女御だと聞いて、憎き若紫の面影がよぎる源氏(笑)
 あの尼のいとこかよ!
 源氏:「兄上…大変に申し上げにくいのですが、私は藤壺の中宮様のおゆかりの方は少し苦手でして」
 朱雀帝:「紫のゆかりが苦手なのは知っているよ。でも会えばきっと気に入ってくれると思うよ」
 にっこり笑う朱雀院。朱雀院は病気で出家を控えていることだし、
 そう言われてしまえばさすがの源氏もむげに断ることができません(笑)
 そして迎えた女三の宮の降嫁の日!!
 女三の宮と対面した源氏は目を奪われます。
 源氏:「弘徽殿のお母様に生き写しでいらっしゃる…あのお優しいお美しいお母様に」
 (物語の中ではなくて実際に、男の子は母親似、女の子は父親似が多くないですか?
 だからここでは「弘徽殿似の朱雀院似の女三の宮」ということにしています。
 原作に確かこのあたりの設定はなかったと思いますが、
 藤壺と女三の宮が特に似てないことですし、
 原作でもこのあたりはそのように見てもいいのではないでしょうか。)
 ここに来てようやく源氏物語らしくなりました(笑)
 源氏は弘徽殿そっくりの弘徽殿の孫を、正妻の朧月夜
 (離婚のきっかけも出家のきっかけも得られずに、これまでずーっと源氏に連れ添ってきました。
 自分の子ではない2人の子育ても押し付けられてるし。かわいそうですねえ)
 そっちのけで大切にします。
 まあ、あくまでも女三の宮は弘徽殿の代わりなんですけどね。
 そこは源氏の君なので仕方ないです(汗)
 ついに朧月夜が積年のストレスで倒れてもお構いなし(源氏ひどすぎる)。
 源氏は女三の宮とともにこの世の春を満喫します。

 そこへ!柏木参上!!!
 女三の宮は柏木の子・薫を出産!!
 源氏激怒!!
 柏木の父・頭の中将(この頃の彼の肩書きは何でしょう…?仕方ないのでこれで通します。
 このルートの源氏と頭の中将はどちらも弘徽殿の妹たちの夫として義理の兄弟関係なのですが、
 葵のことがあったので(汗)政権争いは共闘するにしても、完全な仲良しこよしではありません)は
 息子を守るため、源氏と決死の交渉を繰り広げます。
 流罪は免じてほしい、柏木には自発的に都を去らせ須磨に行かせる、と彼は源氏に言います。
 源氏:「あなたとは義理の兄弟ですから、その子を流罪にしようなんて私は思いません。
 自ら須磨のような寂しいところへ行く必要もありませんよ。
 その代わり…彼を寂しい年寄りの話し相手として私の屋敷に置いてくださいませんか。
 私のつれづれもどんなに慰められることでしょう」
 恐ろしいことだと思った頭の中将でしたが、仕方なく条件を飲みます。
 源氏はやってきた柏木を朝も昼も夜も身近に置き「若いっていいよねえ…」などといい続けるのです(怖)
 柏木はついに病気になり、頭の中将は実家に下がらせてほしいと言いますが、
 源氏は寂しくなるから手放したくない、看病なら私が自らするといって聞きません
 (ここだけ見ると桐壺帝と桐壺の更衣みたいですね)。
 柏木はついに、源氏に看取られて亡くなりました…

 いい加減ここで終わりにします(笑)
 藤壺の中宮&紫の上に嫌われると源氏はすごいグレ方しますね…
 いやー怖い怖い。
 正統な源氏物語ファンはものすごくお怒りになりそう…(汗)
 お怒りになる前に、変な展開になりそうだったら初めからやり直してくださいね。

 そうそう、登場人物のキャラクターデザインは萌え系のつもりでお願いします(笑)
 もちろん弘徽殿ちゃんも萌え系ですよ!
 横暴かわいい(?)新感覚ヒロインです(いませんでしたよね、そういうの)。

 …あれ?そもそも何の話をしようとしていたんでしたっけ?
 そうでした(汗)源氏界隈が盛り上がるためには面白いゲームが必要という話でした。
 誰か面白いゲームを作ってくださいませ。
 初心者からマニアまで心をわしづかみにできるものをお願いします!

 ちょっと補足:
 超展開ルート(というかもはや弘徽殿ルート?)では源氏と弘徽殿は密通してません(笑)
 弘徽殿と源氏の年の差は完全に親子ほどあります
 (しかも源氏の実母・桐壺より弘徽殿のほうが年上なのではないかと)。
 だから2人は完全にお母さんと息子の関係ですよ。
 とっても平和です(そこだけは)。

 重要な補足:
 管理人は弘徽殿ファンではありません(笑)


2013年11月17日
 ビーズアートショーは初日に行ってきました。
 今回は気になっていたキットや、探していたパーツなどを買ってきました。
 あこや貝から真珠を取り出す体験もしてきました!
 出てきた真珠は…全体が真っ黒。隕石みたいでした(笑)
 直径8.8mmもあって大きかったんですけどね。
 まあ、そんなものですよ。
 あまりひどかったのか、きれいめなものも1粒くださいました(手前)。
 トサカとほくろ(?)がついているものは、一緒に行った家族の分です(右)。
 トサカの照りがやたらきれいです。
 あこや真珠
 大桟橋に停泊中のぱしふぃっくびいなすも見ました。
 ビーズアートショー初日の前日14日には、ここで前夜祭(?)が開かれていたそうです!
 (前夜祭には(もちろん)行ってませんよ…(笑)船に乗るの、楽しそうではありましたけど)
 ぱしふぃっくびいなす
 →船尾見えないじゃん!!という方はこちら(こっちは船首が切れてます…入りきらなかった)


2013年11月7日
 川瀬巴水展を見てきました。
 蒲田の時にはなかった日本各地の絵が見られてよかったです。
 今回は、風景のスケッチも一緒に展示されていました。
 作品によっては、1枚を仕上げるために何度も足を運んで
 スケッチを繰り返していたことも分かりました。
 ちょっとスケッチすればたちまち1作品作れる、というものではないのですね。
 風景全体のスケッチの隣に、そこの建物の屋根だけを細かくスケッチしたものもありました。
 刷り上っていく様子を1工程ごとにまとめたもの
 (昔からこういうものを作っていたんですね。とても手間がかかるそうです)や、
 何度も試し刷りを繰り返しながら、色や細かい部分の構図を修正していたことが
 分かる展示も面白かったです。
 版画で積もった雪のフワフワ感を出すために、新しい技法も開発したそうです
 (雪の部分の版木にやすりか何かをかけるそう)。
 作品には雨や雪の風景が多いように思えたので、好きでたくさん描いていたのかと思っていましたが、
 知り合いに送ったはがきに、布団から起き上がって窓の外の様子を眺めている自画像とともに
 「今日も雨」と書かれているものがあったので、別にそういうわけでもないのかな?と思いました(笑)
 晴れの日の絵も多いですね。
 あと、鳥が好きだったのかもしれませんね。
 飛んでいる鳥や羽を休めている鳥がちゃんと鳥でしたし
 (↑風景の一部としてやっつけ気味に描く人も多いような…)
 図録に載っていた鳥がメインの絵で、鳥がかわいいんです。
 鳥は描き手の好き嫌いが分かりますよ〜(笑)
 鳥好きが描いた鳥はかわいいんです。
 今回の展示では出ていませんでしたが、展示替えでいずれ出てくるのでしょう。
 楽しみです。
 だってほら、図録の印刷と生の絵(版画だけど)ではやっぱり色味が違うでしょう??
 そうそう、図録は結構厚みがあるのに¥2000でした。
 一般的な画集だと、このボリュームでこの値段はありえません(もちろん買ってきました)。
 絵はがきとクリアファイルも買ってきちゃいました。
 カレンダーもありましたが、すべてに郷土博物館のロゴが入っている特製グッズでした。
 作ったんですね〜!本当に盛り上がっています。
 12月にまた行くつもりです。

 郷土博物館に行ったのは初めてだったので、常設展も見てきました。
 馬込文士村に六郷用水や羽田空港について展示されていました。
 博物館のある馬込の辺りは、
 作家や詩人や画家が多く住んでいて「馬込文士村」と呼ばれたそうです
 (大田区のジモティーにはそれなりに知られた話です)。
 (「ジモティー(地元の人)」はくもじいに教えてもらいました。こんな言葉あるんですねえ(笑))
 博物館の周りは歩いていて風が気持ちよく、
 文士に愛されたのがなんとなく分かる気がしましたよ。
 羽田空港の展示で案内役のキャラクターが
 「ビッグウイング」の久美子さんで(覚えていらっしゃる方います?)、
 「ビッグバードの」と言っているのに妙にびっくりしました(汗)
 区立博物館の展示なので、何をはばかることもない公認・公式なんですね
 (作中では空港ターミナルの名称をビッグウイングとしていました)。
 羽田空港は何を隠そう、大田区にあるのです!
 そして…これはたぶん企画展なんですが、「首人形」が展示されていました。
 紙粘土か何かで作った人形の顔を串の先につけたもので、
 おもちゃや飾り物に使ったそうです。
 飾り物…(笑)
 わらで作った専用の(!)飾り台もあったそうで、台ごと紐で壁から下げたようです。
 日本人って昔からそういうのが好きだったみたいですね(笑)


2013年10月26日
 きちんとした計画があるわけではないけれど、いつかこんな旅をしてみたいな…と、
 ぼんやり夢見ている理想の旅ってありませんか?
 私にとっては奈良・京都に滋賀や兵庫の辺りをのんびりと回る旅です。
 古の都や、紫式部ゆかりの地や、源氏物語の舞台になった地を回ってみたいです。
 地理的にも隣り合っているのでちょうどいいんじゃないかと思います。
 …急にどうしたんでしょうね。
 実は面白そうなものを見つけたんですよ。
 「数珠巡礼」です。
 数珠巡礼は京都・滋賀・兵庫の社寺を巡って、社寺の名前が入った玉を集めるというものです。
 たくさん集めると数珠やブレスレットを作れるそうですよ。
 決められた順番も期限もなく、全社寺を参拝しなくてもいいそうなので、
 楽しみながらできそうですね。思い出にもなりそうです。
 理想の旅が実現したらぜひ一緒にやってみたいです。
 実現の見込みは今のところないですけど(笑)
 数珠巡礼

 久しぶりに源氏っぽい話題ですね(汗)
 でも、ま〜たしばらく離れた話題が続きそうなんですよねえ…ふふふ。
 向こう1ヶ月の間に、
 大田区郷土博物館の特別展「川瀬巴水―生誕130年記念―」、
 ビーズアートショー、ヒカリエに行ってみるつもりでいます。
 川瀬巴水展は先日、区の広報誌の表紙も飾っていました(!)
 なんと図録や記念品も販売するそうです。盛り上がってますね〜。
 ビーズアートショーは半年に1回の、私が1年でもっとも楽しみにしているイベントの1つなんです。
 ヒカリエはそろそろ展示が替わるそうなので、
 時期を見計らって行くつもりです(あまり寒くならないうちに)。

 話変わりますが、フィギュアスケートのシーズンが本格的に始まりましたね。
 今季で引退する人気選手が多そうなので、いろいろと見納めな気分で見ています。
 (ひょっとするとこれでTVでの放送自体も減ってしまうかもしれませんよね…
 みなさんゲンキンだから(汗))
 といっても、私は根性無しなので会場には行かず、もっぱらTV観戦です(汗)
 選手のみなさんは、引退されたあとはプロになるのでしょうか。
 個人的には、そうして活躍を続けてほしい気がしますが…


2013年9月28日
 昨日は浅草橋に行ってきました。
 5月(ビーズアートショーに行った10日後くらい)に続いて今年2度目です。
 年内はこれ以上行けませんね…やはり遠いです。
 買い足しておきたかった丸小ビーズが品切れ中だったのは泣けましたが、
 一応30gは用意しているので、それで足らします(どうか足りて!)。
 ともかく、必要なものがおおむね揃ったのでとてもよかったです。

 ああ、「宇宙ニュース」今週で終わっちゃったなあ…


2013年9月20日 ビーズドールの作り方ページ 更新
 昨晩の中秋の名月を皆さんご覧になりましたか?
 私の住むあたりでは、目に焼き付くほどまぶしく輝く月を見ることができました。
 さて、今回の更新ではビーズドールの作り方説明に、(少し)内容を加えました。
 図は完成次第入れていきますので、もうしばらくお待ちください(まだ手を付けてません…)。


2013年9月18日
 土曜日(14日)はイプシロンの打ち上げ〜ひさきの分離をネット中継で見ていました。
 ネット放送で名調子を披露していた進行役の方が
 JAXAの方だったことに、ちょっとびっくりしました。
 すばらしかったです、ありがとうございました。

 さて、ホントはその14日に行くつもりだった展覧会に行ってきました
 (そういうわけで14日はそれどころじゃなかったんですよ)。
 大田区・蒲田の「ギャラリー鴻」で開催中(〜29日)の
 大田区郷土博物館特別展「川瀬巴水―生誕130年記念―」展にむけて「川瀬巴水―東京の風景―」 です。
 昨年偶然に川瀬巴水の絵を見てから、展覧会があったら絶対行こうと決めていたんですよ。
 10月からの大田区郷土博物館での展覧会には前から行くつもりでしたが、
 今回の展示を見てやっぱり行こうと決意を新たにしました(笑)
 とてもよかったですよ。
 昔といっても、江戸時代まではいかない頃の風景画なので、
 このあたりはこんな感じだったんだ、ああこの橋は今もある!と楽しかったです。
 夕焼けで空が青から赤へ変わっていくグラデーションも、
 皓々と照る月の明るさも、並ぶ松の立ち姿もきれいでした。
 たびたび登場する暗い空と水面を満たす深い青は、
 家々からこぼれる橙色の明かりを引き立たせているようで、
 人々が暮らしているぬくもりを感じました。
 そして、時代や景色はすっかり変わっていても、描かれているのは紛れもなく東京だと思いました。
 朝昼夕の空の色も、日差しも、晴れた昼間の日陰も、雨にぬれた道も、
 日が落ちて空に青さが残る時間の町並みも、
 「そう、東京ってこうだよね」というそのまんまなんですよ。
 また木版画なので、雲の形だけ変えたり、柳の枝を入れたものと入れないものがあったりと、
 間違い探し(?)のようで面白い絵もありました。
 池上市之倉(夕陽)は濃摺と薄摺と、どちらがいいというのではなく、
 同じ場所でも日によっては風景がどちらの色にも見えそうですね
 (2枚の絵の同じところにいる人は、毎日同じ時間にあの場所を通って家に帰る人ということで(笑))。
 カレンダーの絵として描かれたものもあるんですね。
 いいですねえ、カレンダー…
 紙1枚に絵を1点+カレンダー2か月分というカレンダーは、今も作られているようですが
 それじゃあ足りないです!
 今回の東京の風景の絵全部で週めくりカレンダー作ってほしいですね…
 (展示は全81点、1年間は52週なので載せられるのは52点…残り29枚はどうしましょう?
 それじゃ、来年の29週分おまけで!)
 もちろんオールカラーで!いくらになるか分かりませんが(汗)

 ここからはあまりは関係ない話ですが…(←いつも関係ない話ばっかり!?)
 会場の建物に入ってすぐ、否応無しに視界にバァアアーーーン!!!と飛び込んでくる大きな絵が…
 川瀬巴水の絵を見る心積もりでやってきてその絵を見たとたん、
 一瞬何をしにここへ来たのか分からなくなりました(汗)
 この絵を毎日見ている学生さんたち(この建物は学校の施設の一部のようです)は
 どう思っているんでしょうね…ちょっと気になりました(汗)
 (申し訳ないんですが、帰りはそちらを見ないように出て行きました)



2013年9月9日
 本日は重陽(ちょうよう)の節句です。
 といっても、それにちなんだ話を書くわけではありません(笑)
 いろいろと盛り沢山だった先週を振り返って
 ざざーっと書き出しておきます(重陽関係ない…)。

 まず、NHKの連続テレビ小説の「あまちゃん」の、東日本大震災当日を描いた回を見ました。
 連続テレビ小説は時間が合わなくて見ていないのですが、今回は特別です。
 大きな揺れが来て…という場面は、そうそうこんな感じだったよねと思いました。
 それと、津波が襲ってくる場面をかわいらしいジオラマで表現したのは良かったです。
 リアルなジオラマやCGで津波の映像を作ると、生々しすぎて今はまだ良くありません。

 次に鳥人間コンテストですよ!
 滑空機とタイムトライアル部門もいいですが、やっぱりディスタンス部門はいいですね。
 東工大は久しぶりの優勝おめでとうございます。
 3連覇がかかっていた東北大は不運だったと思います。
 離陸のときに機体後部がプラットホームに当たって、
 あれでバランスが取れなくなってしまったんでしょうね。
 今年は風が良くなかったのかあまり距離は出ませんでしたが、
 人力飛行機で空を飛ぶのは、見果てぬ夢ですよね。
 危険と隣り合わせというのはその通りですが、
 主催者側も出場者側も安全に十分注意しながらこれからも大会を続けてほしいです。

 そして宮崎駿監督の引退会見(って、すごい…!監督の名前って一発で変換できますね。
 完全に1語としてあらかじめ登録されてますよ!!)の日に、
 急遽「紅の豚」を放送しましたね。
 本当はこの日に放送する予定だった映画を次回に押しのけて(!)の放送でした!(日テレすごい)
 飛行機と戦争と時代に翻弄される人々が出てくるという意味で、
 公開中の「風立ちぬ」と似ているということなのでしょうか?
 (風立ちぬはまだ見ていないので、実際のところどうなのかは分かりません)。
 宮崎監督は美術館の展示品の改修作業に入る前に、ゆっくり休んでください。

 さらにオリンピックですよ…来ちゃうんですねえ。
 開催が迫ったら街全体の雰囲気がぴりぴりと張り詰めて、
 ゴミ箱というゴミ箱がなくなるんでしょうねえ…
 (サッカーのワールドカップが日本で開催されたとき、そうでしたね)
 くれぐれも大きな事件が起こりませんように。
 皆さんが喜んでいるときなのであまり大きな声では言えませんが、
 つい今から心配になってしまいます…

 最後に連絡を。
 今月11日以降のしばらくの間、ひょっとしたら当サイトはつながりにくくなるかもしれません。
 昨年も実は、やられていました。
 昨年夏からの空前のマイブームは現在も継続中ですし、
 悪く書いた覚えも無いのに、ほんとひどいですよ〜
 サイト名からして、「いかにも日本らしい」感じがするからなんでしょうねえ…(泣)
 (何の話をしているのかは察してください…)
 ↑ご心配おかけしました。今年は無事だったみたいです。(9月28日追記)


2013年8月31日
 モーニングの「とりぱん」連載400回記念うちわプレゼントに応募して、
 まさかの当選を果たしました。27日に届きましたよ〜!
 当たったとしても届くのは
 夏過ぎて秋来にけらし白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ(!?)の頃かと
 思っていましたが(時間がかかるでしょうし)、
 そこはやっぱりうちわなので、暑いうちに贈っていただけました。
 ありがとうございます。
 早速あおいで見ると、しっかりしたあおぎ心地でした。
 プラスチックの骨の物のようなへにゃへにゃした感じがありません。
 竹の骨のうちわっていいですね。

 それにしても、100人のうちの1人ですよ!
 今まで数多くの不運伝説(涙)を築き上げてきた私が!!
 (魚の切り身は大抵骨だらけ(ほかの人の分には骨が無い)、コロネパンが最初から半分のところで割れていた、
 ばね入りまんじゅう(!)を食す…などなど)

 いらないものにはよく当たるのに、ほしいものに当たることはほぼ、無いんです(笑)
 今回は、はがき2枚にそれぞれ別のメッセージをぎっしり書いた
 (余白には赤で「うちわをぜひ生で見たいです」)情熱が通じたみたいです。


2013年8月20日 サイト開設3周年!
 というわけで、4年目の当サイトをよろしくお願いします。
 …って、今年に入ってから源氏ネタは4月の1本しか公開してなかったですね!?
 ネタ切れ起こしているワケではないんですよ、仕込みが遅れてるだけなんです…(汗)

 ええと…今後の更新予定としては、
 おすすめの本コーナーでご紹介したい本もありますし
 (前にこのページでも軽く書いた「はやげん」など)、
 昨年12月から休止中のシリーズを、冬くらいには再開したいと思っています。
 着物だけは5人分ほどすでに出来上がっちゃっていたりなんかして…
 気が向いたらたまにのぞいてみて下さい。

 (年内に何本か源氏ネタをアップしないと、本気で何サイトか分からなくなりますね(汗))


2013年8月13日
 昨日は横浜人形の家に行ってきました。
 気温が低くなっている(といっても35℃近いですが…)今のうちにというわけです。
 何度かここには行ったことがあるのですが、
 それなら、なぜまた急に?といいますと、
 南総里見八犬伝の登場人物たちの人形が今展示されているからです!

 八犬伝面白いですよね。
 そんなに都合よく八犬士同士が出会うぅ〜?というような強引な(?)展開も
 勢いで面白く読ませてくれます。
 源氏物語を読むようになる少し前にダイジェスト版で読んだきりなのですが、
 強い印象で残っています。
 その頃は古典の名作といわれるものを、なるべくたくさん読もうと張り切っていた時期でした(笑)
 シェイクスピアにも挑戦しようとしたのですが、時短のためにジュニア向けでごまかそうとしたのがいけなかったのか、
 挫折してしまったことも…(ロミオとジュリエットは読みました。真夏の夜の夢は読んだのか…
 内容も思い出せないので、これはもう読んでないに等しいですね(泣))


 さて、今回展示されている八犬伝の人形たちを作ったのは川本喜八郎先生です。
 人形劇三国志の人形を手がけた方として有名ですね。
 この前、渋谷の例の場所で(また行った)
 「横浜人形の家 特別展『人形美術家 川本喜八郎の世界』―南総里見八犬伝―」の広告を見て、
 川本先生の人形で八犬伝…これは行きたいなあ、と思ったわけです。

 それでは!展示室内の大体の様子です↓

 展示室内の大体の様子
 ☆クリックで拡大します

 全部で29体展示されていました。
 お客さんを前にしての人形劇に使う人形たちのためか、
 渋谷の人形たちと比べて少し大きいみたいでした。
 そして、ガラスが無いんです。ガラスが無いんですよ〜!!
 まさかの直でご対面…素敵過ぎました。
 無理して行ってよかったです。
 18日までなので、お近くの方はぜひ!

 常設展(?)の人形たちで一番印象に残ったのは、
 入ってすぐのところにいる「赤いくつの女の子」でした。
 寂しげな透明感のある表情に釘付けになりました…
 かわいいなぁ…連れて行っちゃいたい…とつい思ってしまいました(ダメです)

 ミュージアムショップではなぜか三国志グッズが販売されていました(川本先生つながり?)
 それも長野の美術館の名前が入ったものです!
 いくつか買ってきちゃいました(たぶん長野には行けませんし…)

 ああ、そうそう。昨日は伝統的七夕の日だったんですけど、星見ました?
 私のところは残念ながら曇っていてよく見えませんでした…(汗)

 雲つながり(!?)で、昨日のくもじい「富士山」は新感覚登山
 (疲れたら空を飛んでいって山小屋でガイドさんと合流)が
 面白かったです(笑)


2013年8月1日 リンクのページ 更新
 久しぶりに素敵なサイトをご紹介します。
 A4サイズの紙で作れる「祝ひ袋」や「ぽち袋」などのデザインを公開しているサイトです。
 和物の色柄がかわいいです。
 当サイトとしては、「かさね色」のシリーズを推しておきます!
 それとはあまり関係がありませんが(えっ)、個人的には「千鳥ぽち」が好きです。
 実は千鳥文様や(家紋の)千鳥紋が好きなんですよ〜。
 昔、家紋図鑑で千鳥ちゃんと出会った瞬間、あまりのかわいさにとりこになりました。
 …え?その割に千鳥柄のペヨーテステッチを作ってないって??
 ふっふっふ、図案はできているんですよ。
 でも図案を載せる着物がないんですよ…
 源氏の登場人物で、千鳥柄のイメージがある人っていないです(泣)
 千鳥ちゃんはソロデビューさせようかな…
 それに無理に着物に入れても、くちばしが真上か真下を向いてしまうので、
 魚目がけて急降下中のコアジサシみたいになりそうです。
 まあ、千鳥紋の「千鳥」は海の近くにいる小鳥全般を指すので、
 別にコアジサシでもおかしくはないんですが…


2013年7月20日
 「はやげん!はやよみ源氏物語」という本をこのごろ読み終えました!
 全54帖をたった1冊で読めます。しかも漫画なので気軽ですよ。
 これが面白くて面白くて、本当は1日で読めちゃうボリュームなのですが
 (帯には「これを読めばあなたも明日から知ったかぶれる!!」とあります(笑))、
 すぐに読み終えてしまうのがあまりにもったいなかったので、
 2ヶ月くらいかけてじっくり読みました。
 源氏物語を知らない人が、内容をざっくりと気軽に読めるようにということですが、
 すでに他で知っている人も、知っている人だからこその視点で十分に楽しめると思います。
 源氏の悪行(!)を容赦なく、ヘンに肩を持つこともなく描ききっているのが笑えます。
 そうですよ、源氏ってこんなひどいやつなんですよ!最低なんですよ!!
 紫の上さま、もっと殴っていいです(笑)
 当サイトおすすめの本コーナーでいずれきちんとご紹介する予定ですが、
 取り急ぎここでご紹介しておきます(いつ書けるかわからないんです…)。
 というわけで、いいですよ〜はやげん!
 (↑この本の中の、中の品の女を源氏に勧める頭の中将風に(笑))

 話変わりますが、
 養殖真珠の母貝として有名なあこや貝って、貝柱が勾玉型なんですね…
 (今週のくもじい「愛媛県 宇和島」で見ました)
 ほんとにあの形なんですよ。
 これってもしや…
 あこや貝から真珠を見つけた昔の人が、
 不思議な光る玉(真珠)を産む神秘の貝の力を得られるようにと
 貝柱の形を基に勾玉を作った…どうです、イケそうじゃないですか?
 …え?ダメ?

 柳原さん(くもみの中の人)が体調を崩されたそうで、声を聞きながら心配していましたが、
 現在は復帰されたようですね。安心しました。


2013年7月4日
 今週のくもじい(今、「雲示威」って変換されましたよ…誰ですか、このエラそうな人は!
 でも、どこでも顔パスできそうですね。「雲示威じゃ!」って(笑))は、
 「北海道小樽」でしたね
 (感想こそ書いてませんが、毎週欠かさず見ていますよ(笑))。
 終わりのほうで登場した「オタモイ遊園地跡」が、
 「千と千尋の神隠し」っぽかったです。
 今は古びた祠のような小さい門が残るのみなのですが、
 この門が異世界の入り口のような佇まいで(笑)
 中のトンネルを抜けていくと(おおっ)
 昔は「龍宮閣」という建物があったそうです。
 海に面した崖に建つ龍宮閣は、崖下に海が広がった時の油屋そのものでした〜!
 モデルとなった場所は明言されたもの(目黒雅叙園など)、されていないもの様々あるようですが、
 ここもデザインはともかく、雰囲気がいかにもモデルっぽい感じですよ。
 そういえば映画の始まりのほうで、不思議な町の風景を見た千尋のお父さんが、
 今は閉園した遊園地みたいというようなことを言ってましたよねえ…
 閉園した遊園地…ふふふ(←?)
 オタモイ遊園地跡は現在立ち入り禁止とのことですが、
 今はいい時代ですからGoogleマップで…って行けないじゃないですかぁ!
 航空写真もちょうどそのあたりだけ暗く写ってますし…ううっ、残念。


2013年6月9日 
渋谷ヒカリエ8階・川本喜八郎人形ギャラリーに行って来た!(その2)
 昨日行ってきましたよ〜!!本日はそのリポートです。

 最近Officeを2013にしたら、
 文字の変換が使い物にならなくなってしまいまして(泣)
 今日も苦労しながら書いてます。
 いや、普通の文を打つなら何の問題もないんですが、
 うちはサイトの性質上、ヘンな漢字の使用率が高いもので…
 変換の設定をいじったら若干ましになりましたが
 (こともあろうに単漢字辞書がオフになってた)、
 前は一度使った字だと変換の優先順位が上がったのですが、
 今はぜんぜん変わらず…(泣)
 しくしくしく…(泣)
 …おや、(なき)を(泣)にするのは覚えたっぽいですね(泣)


2013年5月18日 大さん橋に飛鳥II、にっぽん丸、ふじ丸が大集合! 更新
 ビーズアートショー横浜に行ってきました〜。
 今回は本のオブジェを買いました。
 3冊組でマトリョーシカのような入れ子式になっています。
 「見た目は本だけど箱」ってなんかスパイっぽいですね(笑)
 ほか、丸小ビーズ100gパックも買ってきました。
 これだけあれば細長が十分作れます。
 そしてそして、前回のビーズアートショーの時に撮り忘れ損ねた
 ロイヤルウイングの写真を、あの時のリポート(?)に追記します!


2013年4月29日 イベントリポート 更新
 久しぶりのイベントリポートは、
 出光美術館で開催中の源氏絵と伊勢絵展です。

 最近、20日は映画のテルマエ・ロマエに大いに笑い(録画と合わせて2回も見た)、
 27日にはCSでの宇宙戦艦ヤマト13時間連続全話放送を完走(?)しきりました。
 どちらも初めて見たんですが、面白かったです。
 ヤマト13時間は、きっと途中で脱落だ〜と気軽に見始めたのに
 なぜか最後までいけちゃいました。
 見てなければ(または脱落してたら)、
 昨日イベントリポートをアップできてたと思うんですが
 まあ、しょうがないです(笑)


2013年4月8日
 ついに作っちゃった管理人の趣味丸出し企画です。
 もはや源氏物語ではありません。(←それはいつものこと?)
 今月ついたちの更新にネタとして出しても良かったのですが、
 良い文句も写真も間に合わず。
 というわけで本日公開します。

 
ビーズドール 奈良美人

 さすがにコレを源氏のビーズドールのページに収めるのはアレかなと思うので、
 入口はここからのみにしておきます(笑)

 ここからは前回の話の補足です。
 趙雲っぽい新宿御苑の梨の木は、
 一緒に花見に行った趙雲ファンのお墨付きを賜りましたので
 安心しておすすめできます…と付け加えておきます。


2013年4月3日
 今年のエイプリルフールは日清のカップリンに笑わせてもらいました!
 気合の入ったパッケージデザインでしたね(笑)
 グーグルはそのうち本当に、画期的な入力方法を開発したりして!?

 話変わりますが、
 3月の終わりに新宿御苑に行ってきました。
 去年の秋から温めていたネタのために、写真を撮りに行ったんです。
 これで準備ができました。というわけで↓

 
趙雲の槍さばきと楊貴妃の涙

 …なんじゃこりは(笑)


2013年3月16日
 今日、東京の桜の開花宣言がありましたね。
 観測史上最も早い記録に並ぶそうです。
 桜は開花の前に冷え込みが必要らしいので、
 今年の春の寒暖の差の激しさが効いたんでしょうね。
 開花すると大体1週間で満開です。
 いよいよ本格的な春…と言いたいところですが、
 私は、くうぅ、今咲いちゃったかあぁ…と思ってしまいます。
 入学式が…
 学校にもよく植えられているソメイヨシノって、
 葉が出る前に花だけが一気に咲いて、花びらが一気に散るわけですが、
 そのあとは残された花のしべの部分が散って、
 しばらく冬の枝のように何にもない状態になり、それからようやく葉桜になります。
 今ごろに花が咲いてしまうと、入学式の頃は花関係がすべて散り終わって葉が出る前の、
 何もない時期に当たってしまいがちなんですよ…(経験談)
 入学式で記念のクラス写真を撮るときの背景は、多くの学校で桜の木だと思います。
 撮影ポイントはそう毎年変えないものなので、
 春なのに、記念写真なのに、枯れ木のような木を背景に笑顔で1枚!?
 うーん…と思ってしまいますね。
 (でもやはり、完全に散りきっていたら撮影ポイントを変えるんでしょうか。
 というか、ぜひ変えてあげてください)
 「相手は自然だし、そういうのも運だからねえ」といってみたところで
 何だか祝福されてないような気分には変わりありません…
 満開の桜の下の入学式ってやっぱりいいですよ。
 今年の桜にも、新入生たちのために散らないでいて〜!と願いたいですが、
 半月も先だとちょーっと厳しいですよね…


2013年3月15日 続・サイト内改修
 ふう…色々試してみましたが、
 連続するbrタグ間に全角スペースが入っていると、
 スペースのすぐ次のbrタグが反映されないみたいですね。
 半角スペースだと影響されないみたいですが…
 もっとも半角スペースも2個以上連続でいれると、
 始めの1つしか反映されないんですよね。
 ともあれ、ようやく見やすい状態に戻せたと思います!


2013年3月14日 サイト内 大(?)改修
 IE10って、9までとは違ってオンマウスでalt属性が表示されないんですね…
 そのことに気付いたので、今更ながら(?)title属性を挿入しまくりました(汗)
 今までは何か面倒で、title属性は特に入れたいとき以外は入れていなかったんですよ。
 これで、表示された方がいい(だろう)説明文は、表示されるようになりました。

 サイト作りをしたことがない方には???な話題かもしれませんが、
 写真やイラストなどの画像にマウスカーソルを合わせると、
 小さな枠が浮かび上がって来て、サイト管理人さんの楽しい一言が読めることがありますよね?
 あのような枠の話です。

 あれ…
 今気が付いたんですけど、brタグを2つ以上繰り返しでいれているのに、
 ページによっては1つ分しか反映されていない箇所がありますね。
 読みづらいので、また改修作業します…


2013年3月4日
 近所に、立派な梅の木が並ぶ一帯があります。
 地元では梅の名所で、写真を撮りに来る人もたくさんいるほどです。
 今年は寒かったせいか例年より3週間遅れで、ようやく8分咲きになりました。
 でもこちら、梅園ではなくて個人のお宅(!)なんです。
 住んでいる方をお見かけしたことはありませんが、
 まあ、そこは親疏(しんそ)とを論ぜずに花を訪ねるということで…
 ちょっと無理やりねじこみました(笑) 書かないと忘れてしまうよ白楽天

 さて、この梅には人だけでなく、小鳥も蜜を求めて集まってきます。
 「梅に鶯」を期待しますか?
 梅と鶯は「枕草子」にも
 「竹近き紅梅も、いとよく通ひぬべきたよりなりかし
 (=実に頻繁に通って来てもいい格好の場所なんですよ)」、
 と書かれる、良い取り合わせですよね。
 小鳥たちがにぎやかにさえずる様子も、
 「梅の木などには、かしがましきまでぞ(=やかましいほど)鳴く」
 という枕草子そのままです。
 ですが…その鶯色の小鳥はメジロです。
 なんということでしょう!清少納言ともあろうお方が間違いを!?

 …実はこの段をよく読んでみると、オカシイことが結構多いんですよね。
 例えば、ウグイスの姿について
 「さまかたちも、さばかりあてにうつくしきほどよりは
 (=姿もあれほど高貴でかわいらしいくせに)」
 とあります。
 しかし、ウグイスは写真で見る限り(私はまだ生で見たことがありません…)、
 うすぼけた茶色で、スズメよりも地味な鳥です。
 実際にウグイスを見たときに上のような感想を持つでしょうか??
 そもそも見られるのか…
 ウグイスは警戒心が強いらしく、普段は藪の中に隠れているそうです。
 これがメジロを見ての感想ならば話はわかります。
 メジロの羽の色は、清少納言が愛してやまない六位蔵人の青色(=現代の緑色)の袍(ほう)、
 すなわち麹塵(きくじん)の袍によく似た色だからです。
 麹塵の袍は天皇も着用するため、この色が高貴さに結びつくことはありそうです。
 かわいらしさについては…
 かわいいじゃないですか!メジロちゃんなら。ふふふ…(←?)
 メジロをウグイスと間違えていたのなら、
 「九重(=皇居)の内に鳴かぬぞ、いとわろき。<中略>
 十年ばかりさぶらひてききしに、まことに、さらに(=全然)音せざりき。」
 というのも当たり前のことになりますよね。
 メジロはホーホケキョとは鳴きません…
 どうでしょう?ウグイスといいながら、メジロの話をしているように読めませんか。
 だからといって、清少納言を責めてはいけません。
 ウグイスの声がした方向に偶然いたメジロを、
 ウグイスと誤解してしまうことがこの頃からあったのでしょう。
 時代を経て定着したこの勘違いは、最近ようやく訂正が進みつつあるようです
 (とはいえ梅見をした日にも、メジロをウグイスだとおっしゃってた方を見てしまいましたが…)。

 それなのに、枕草子のこの後に続く文には
 正しく(?)ウグイスの生態が書かれているので、ややこしいです。
 「夏・秋の末まで、老い声(=しゃがれ声)に鳴きて、
 『虫喰ひ』など、良うもあらぬ者は(=下々の者は)、
 名をつけ替えていふぞ、口惜しく、くすしき(=奇妙な)心ちする」
 ウグイスは春以外も鳴きます。
 ただしその鳴き声はチャッチャッというものだそうです。
 春の佳麗なホーホケキョに比べれば、「老い声」かもしれませんね。
 また、食べるのは主に虫だそうです。
 「虫喰ひ」という別名があることも納得ですね。
 虫喰いと呼ぶのは庶民ということですが、
 庶民の方が、春にホーホケキョと鳴く鳥の正体を、
 正確に把握していたということでしょうか。
 もっともメジロも雛を育てている時期や、
 冬には虫を捕っているようなので、はっきりとは言い切れませんね(汗)

 歯切れが悪いですが…この話はこれにて終わりです。長いですし(汗)

 梅とメジロ
 ☆クリックで拡大します↑

 「枕草子」の引用と現代語訳は
 萩谷朴 校注「新潮日本古典集成(第11回・12回)枕草子 上下」(新潮社)
 (年末年始に読んでいた枕草子です)を参考に書きました。


2013年2月22日
 今日は猫の日ですね。そしてエドワード・ゴーリーの生誕88周年だそうです。
 Googleロゴが楽しいことになっています。
 グーグルロゴがエドワード・ゴーリーに
 (グーグルのトップページより。クリックで拡大します)
 1文字目のGに腰かけているのはゴーリーですよね。
 Gはゴーリー(Gorey)のG!?
 猫好きだったらしいゴーリーは、猫の日生まれだったんですね(笑)
 (↑猫の日はたぶん日本限定)
 ちなみにKashiwagi(!)という名前の猫を飼っていたらしいですよ。

 ゴーリーと向かい合わせに座っているのは、うろんな客、
 2つのOから顔を出しているのは「蒼い時」の登場人物2人でしょうか。
 4文字目のGと5文字目のLはちょっとわかりません(泣)
 最後のEは「The Osbick Bird」の鳥…ですか?(自信はないです)


2013年2月18日 朧月夜レシピ 更新
 ごめんなさい、またやってしまっていました。ミス発見です(汗)
 扇に使うビーズの色で、サーモンピンクと書くべきところを
 薄緑…
 この色は朧月夜に1粒も使ってません…

 どうやら秋好中宮(扇の色が薄緑)の作り方ページをもとにページを作成して、
 直すのを忘れたみたいです。

 今後もまた何かミスを発見したら、その都度直していきます。
 私より先にミスに気付かれた方がいらっしゃいましたら、
 「あーあ、ここの管理人またポカやってるのに気付いてないよー」と
 笑っていてください(汗)


2013年2月14日
 今週のくもじいの「空から見た東京の過去・現在(2)」で、
 自衛隊の練馬駐屯地の近くにある八角形の街並がとり上げられましたね。
 1935年頃に農地の区画整理によって出来たということですが、
 なぜ八角形なのか、今となっては地元の方にも分からないそうです。

 農地だった頃はともかく、住宅地になった現在は迷路のようです。
 タクシーの運転手さんでさえ、道が分かりづらいそうです。
 地図で確認すると八角形に曲がった道を配置した地域が、
 よく数えると4つ(!)ほど隣り合って並んでいます。
 正方形に近い長方形の角を落としたような八角形です。
 わずかにいびつなので、かえって場所が分からなくなりそうですねえ。
 さらに街並の中心には十字路がありますが、
 その道が微妙に直交していないことも、道がわからなくなる原因になりそうです。
 ただでさえ住宅街で似たような建物ばかり並ぶ中に、
 道がこのような形では方向感覚が失われてしまいそうですね。

 角形で入ると道に迷う
 つい、八卦の陣や石兵八陣(石組みの迷路)を思い浮かべてしまいました(笑)
 中国には諸葛八卦村と呼ばれる、孔明の末裔の暮らす村があるそうですが、
 八卦の陣のような形に家々がびっしりと建ち並んでいるそうです。
 ならば、ここは日本の八卦村ですね(笑)
 地元の農家が自主的に行った区画整理だそうですが、
 ひょっとしたら古代兵法に詳しい農家の人がその中にいて
 (野菜泥棒からの?)防御のためにこんな形にしたのかと、つい想像し…
 いやいや、当時は農地なんだから見晴らしは良かったんですよねえ…?


2013年2月3日
 1月の終わりにようやく、ようやく…!
 白氏文集入門(?)として読もうと決めていた本を読み終えました。
 西村富美子 著 「鑑賞 中国の古典 第18巻 白楽天」(角川書店)
 去年の11月ごろ(!)の更新履歴で1度書いていたものです。

 (漢文アレルギーなので)なかなか読めず、
 いったん返却して、あとで借りなおして…ということを途中でしていました。
 どうやら他に借りたい人がいなかったみたいなので、
 いつも借りられましたよ(笑)
 書架にある時は「気安く触るな」と背表紙で訴えているような本でしたが
 (そういう本って時々ありますよね??)、
 本(と自分)をなだめながら開いて読み進めると、意外や意外、
 なかなか面白く読めてしまいました。
 「枕草子」を読み終えたばかりだったので、
 日本文学への引用についての解説を
 「この話あった!」と思い返しながら読めたことも、
 幸いしたのかもしれません。

 しまいには、良いなあと思った詩句を書き出してしまいました。(←えっアレルギーは?)
 特に惹かれたのは、「送春」「大林寺桃花」「客中月」などでしたが、
 「常楽里(じょうらくり)の閑居 偶(たまたま) 十六韻を題し 兼ねて寄す」
 (ほんとうはもっと長い題名なんですが、目次にあった短い題で書きます)にある、
 「躁静各有徒(そうせいおのおのとあり)」
 活発な人にも大人しい人にもそれぞれに仲間がいる、
 という部分には、にやりとしてしまいました。
 ですよねー、なんて(笑)


2013年1月27日 紫の上レシピ、明石の御方レシピ 更新
 今年の抱負(?)を書き加えました。

 お年玉付き年賀はがきのくじは、
 4等すら当たりませんでした…
 3、4年前にたった1度だけ4等が当たったことがありますが、
 それより後にも先にも…ほっほっほ(泣)
 まあ、銀のエンゼルも10年に1枚しか当たらない(金なんて論外)
 微妙なくじ運ですから、こんなものでしょうけどね(笑)
 (あまり出さない・買わないのも原因のひとつ?)


2013年1月13日
 年末年始は枕草子(!)を通しで読んでいました。
 それも、思い切って解説付きの古文です!
 ところが、文体のリズムになかなか慣れなくて…(汗)
 やっとなんとかなったかな?と思う頃には、
 全体の3分の2を過ぎてました…

 それでもまあ、なんとか読み終えまして…
 わたしは枕草子に、ハーブティーやアロマなんかが載っている
 「オシャレな女性向け雑誌」という印象を受けました(ヘンでしょうか(笑))。
 これはたぶん、文体と構成のためだと思います。
 たとえば紫式部日記と比べてみると、
 だいぶオシャレな感じがする文体でした(笑)
 体言止めをしてみたり、文を最後まで言い切らないで止めたりと、
 読者に印象を残すことを重視している書き方に感じます。
 オシャレな女性向け雑誌はそういう文体が多いですね(笑)
 しかも、段を関係のある話題で、連想ゲームのようにつないだり、
 ときには話題そのものを大きく変えてみたりと、
 1つの本の中で話題がポンポンと切り替わる構成も、現代の雑誌そのものです。

 ところで、源氏サイトの管理人的に見逃せないのは、
 やはり紫式部の従兄と夫のことを小馬鹿(!)にした記述ですね。
 これは…憎まれますよ。当たり前です。
 「清少納言のような脳足りんは、不幸になって死ぬほかに未来はない(不幸になって死ね!)」
 ですもんね…(だいぶ端折ったうえに、怪しげな意訳です。原文の方が凄まじいです)
 清少納言がしたのは、
 紫式部をたたくために、彼女本人ではなく、
 彼女の身近な人をいたぶるという、もっとも底意地の悪いやり口です
 (いわゆる陰湿ないじめです)。
 うわ、紫式部が描き出した弘徽殿の大后と、どっちがひどいでしょう…(汗)


2013年1月1日 トップページ 更新
 あけましておめでとうございます。
 本年も当サイトをよろしくお願いします!

 今年は新春らしいトップ写真を用意しました!!
 昨日の更新の後で、急いで人形遊び撮影しました(笑)







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